KORG XVP-20購入。1stインプレッション
うちにあったEXPペダル、KORG XVP-10がどうもEXP部分が壊れているようで使えなかったので
最新機種のXVP-20を購入しました。
まず箱。前のXVP-10と比べて少し小さくなってます。
それよりも、段ボール箱から紙箱とは、省資源万歳なのか、耐久性どうなの?って思うべきなのか……
あけました。
XVP-10より少し小さくなってます。んでもって違うところというと、
- チューナーアウトがない
- ペダルスプリング機能がない
- トルク調整機能が追加
というところです。正直、トルクを最小にしてもまだ重い感覚もありますが
後述するWahペダル兼用と考えると許容範囲内かな?という感じ。
というわけでペダルボードに組んでみました。
Volペダルとしてもですが、KemperではWahペダルとしても使えます。
まずはSystemの6からあるペダル端子の、EXPペダルをさしたところの設定画面にいき
- Pedal Typeを『2』にする
- Functionを『Wah Pedal』にする
をしてCalibrateで稼働範囲の確認をしてください。Pedal Typeは1より2の方がいい感じ。
これで一応Wahペダルとして使うことができるようになりました。
お次にこれをボリュームペダルと兼用する設定ですが
同じくSystemから5番のPedal Linksを開いて
左上にある
- 『WahPedal > Vol.』 をオンにする
と、これでWahペダルとVolペダルが兼用となります。
兼用という形ですが、
- WahのエフェクトがON時にはVolペダルはOFFとなる。
- WahのエフェクトがOFF時にはVolペダルがONとなる。
という形で、WahとVolが一緒にONにならないので、普段はVolペダルとして
Wahエフェクトを使っている時にはWahとして動いてくれます。
なのでWahで終わるってボリュームを0にするときには一度OFFにしてからペダルを最後まで下げる必要があります。
んじゃ肝心のVolペダルの設定ですが、
SystemではなくRigの3番のVolume Pedal Settingsよりできます。
Locationはペダルをどこに置いた時の設定にするか?というものですが
普通のアンプでのセンドリターンのような完全なマスターボリュームとして使うのであれば『Pre Effects』か『Post Effects』にするといいです。
前者がリバーブ・ディレイ等残響は残して他のボリュームを下げる方法で
後者がそれすらも一気に0にする設定です。
加えて、上の『Look Vol.Pedal』をオンにすると全てのRigにこの設定が反映されます。
Wahとの兼用かはここでも設定できるのでここで確認するのも手です。
『Range』ですが、KemperのUser Forumの下記を見る限りでも-5がちょうどいい、自然な感じに聞こえました
エクスプレッションペダルの設定(カーブ・ペダルポジション)について - ケンパー・ユーザー・フォーラム(日本語用) - Kemper Profiler User Forum
今これはBrowserモードで設定していますが
どうもPerformモードでは反映されないこともあって、Performにした際にボリュームが0にならずに音が残ってしまう現象が発生しました。
その際はRangeを-5にしたら解消しましたので、やっぱりそれが原因なのかなぁと。
正直に、KORGのペダルは0の時に音が残るってのが前の機種でもあったので「20年経って解消してないのかよ?!」ってビビりました……
スタジオで試したのですが、この設定でVolもWahも兼用できたのでかなり最高だと思います。
以下本日の雑記
スタジオで謎のスピーカーから音が出ない問題がでて1時間近く問題解消で時間を食ってしまって悲しい。。。
それの解消はSystemの1番のLCD / HW SetupのInit Globalsで解消しました。マニュアルにも載ってましたからね。
一応Rigのデータとかは保管してから行うといいですが、SystemやらRigの設定は消えてしまうので再設定が必要になりますが……
もうちょっとスタジオに入ってもっと音作りを極めたいです……