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Lounge支配人からお知らせします

右用ギター弾きが左用ギターを弾く利点

近年取り組んでいることだったりします。

 

亡くなった知り合いもそうだったのですが

『両手でギターを弾ける』

っていう特殊《変態》技能を持った人って少なくはないんですよね。もちろん長時間の練習の賜物ですが。

 

私も縁あってその知り合いの左用ギターを受け継いでいるので弾いてはいますが、これがまた面白い。

加えて、左でも弾くようになってわかったことやらをいくつか。

 

 

 

左右の筋肉の均等化

普通人間って日常生活で左右の特定部位だけ鍛えるってことはあまりなく、生活程度なら勝手に身体が補完して左右同じ量の筋肉がつくんですが

弦楽器を弾く人はどうしても右でボウイングしたりピッキングアルペジオをして左でもフィンガリングと役割が分かれてしまいます。

 

その結果、左右で使う筋肉も違うので補完しきれず露骨に筋肉量が変わります。肩なんかストラップかける側が発達してませんか?

両手で弾くようになると、まぁ全く筋肉の使い方が違うし発達してないしで、疲れ方が恐ろしく違います。

 

ですが、左手にしか付いてなかったフィンガリングでつく筋肉が右手にもだいぶついてきました。 

その結果最近整形外科の先生にも筋肉のつき方が均等なってきて、歪んでた身体が良くなりつつあるとの話が出たりしますね。

 

固まった手首やらの癖がほぐれる

左用で弾いていて

等の問題に悩まされていたのですが、これ、長らく右で弾いてたことで手首やら癖で凝り固まっていたことが原因でした。

 

現に上2つを例にとると、ピックストロークが大振りになるのはチョーキングの要領で手首を動かしてしまうからでしたし

逆にチョーキングがうまくできないのも、ピッキングの要領で手首を動かしてしまうからという、

右手で長く弾きすぎてその仕様にて手首の動きが癖となり固定化していたってのがあります。

 

左で弾くとその癖も矯正しながらではないとそもそもうまくいかないため、強制的にコリほぐししながらになります。

結果、左で弾いた後に右で弾くと今までよりも動作が軽いんですよね。またアルペジオをやるようになれば、また左手のフィンガリングが上手くなるんじゃなかろうか?と。

 

なぜ上手くできない?を考え、右で弾く時の動作を確認しながらやると何が違うのかがすぐにわかるっていうのも、

左右で弾くのが意外とできるようになる理由ではないでしょうか。持ち替えれば元プロがいるわけですから、明らかにおかしいのはわかるわけです。

 

 

結構自分のプレイを客観的に見れるようにもなってきて、やり始めてよかったなとは思っています。

今の目標としては、MAB、マイケルアンジェロ先生のように左右で弾くってことですが、まだまだ道は険しい。

 

因みに一番戸惑うことは決まっていて

右に行けば音が高くなるってイメージの破壊

ですね。右に行くんじゃなくて、体の芯に行くほどに高くなり、芯から外れていくと音が低くなる

この違いを身体が理解しないと、弾いてて違和感の戦いになりますw

 

左用ギターはちょっと高いのですが、機会あれば是非とも試していただきたいですね。

百害あって一利なしってわけでは全くありません。むしろ私的には助かっております。

いいボケ防止にもなるんじゃないかなぁと(笑

 

 

以下久々の雑記

 

実はイップス的症状に悩まされております。

もともとドクターストップのかかっていたことがだいぶ緩和されているんですが、

その関連に関わる曲とかを弾こうとすると、サッパリ手が動かなくなる。

もちろん、そのまま違う曲を弾こうと考えて弾けばまた動くようになるんですが。

 

そしてその曲を無理に弾こうとすると、痺れがひどくなってダメだと。

でも、最近左ならそこまでイップス的な症状が出ずに弾けることがわかって。

そういった意味でも、いいリハビリとして左の練習はこれからも続けていきたいなと。

 

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最後に一発。

2月14日には「にぼし」ということで煮干しダシのチョコラーメン食べてきましたw

こういうネタがとても大好きです